私たち人間は、多くの命をいただいて生きている。
生きていくために、何かを食べます。
その食べたものすべてが命なのです。
切って血が出る肉や魚だけじゃなく、野菜や果物も畑の命だった。
木に実った果実は、その木の命だった。
それらを、料理したり、食べやすいようにして、私たちはいただいている。
そういったことは、すべて命をいただいているということなのです。
多くの命が自分の命になってくれている。
私たちは、命の代表者なのです。
そういったことを、わかって生きていかなければならない。
この世に生命として誕生してきたものたち、動物や植物、草や木や雑草であっても、
すべて、生まれてきた役目役割、目的というものがあります。
もちろん、私たち人間もです。
あなたの命は、多くの命の集合体。
多くの支援を受けて、今 生きているということ。
だから、あなたの命は、あなた一人のものじゃない。
多くの命によって、「あなた」という『ひとつの命』になっている。
だから、あなたの命になりかわった、多くの命たちの分も、あなたが命の目的を果たして生きていきませんか?
それで、多くの命が浮かばれるのです。
本当の意味で、命を大切に生きる…とは、
この地球に生れてきたということは、ここで命の目的を果たすということ。
それが、命を大切に生きるということであり、
命の恩返しになる、ということなのです。
今、こうして生かされていることに心から感謝いたします…